地球樹の森づくり

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地球樹の森づくり2015年レポート

■地球樹の森づくり第3回活動

日時:2014年7月18日(土)、19日(日)

カヤの平高原の森林セラピーロードをトレッキング。
自然を満喫しながらブナの森づくりを実施。

3年目を迎えた地球樹の森づくり。2015年は、7月と10月の2回、活動をおこないます。7月の森づくりには、常務取締役中本壽宏をはじめ新入社員7名を含む24名が参加しました。初日は、小雨が降るぐずついた天気でしたが、カヤの平高原ロッヂ前に集合し開会式を行う頃から雨もあがってきました。開会式には木島平村副村長の内藤克彦氏も出席され、木島平村の大切な水源の森であるカヤの平高原の森を豊かにする地球樹の森づくり活動に対して感謝の言葉を述べられました。新入社員代表による「エイエイオー!」の掛け声とともに2015年の森づくりが元気よくスタートしました。

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新入社員代表が、キックオフの掛け声を!

今回の活動では、カヤの平高原の自然をもっとよく知ろうと北ドブ湿原までトレッキングを実施。カヤの平高原は、森林セラピー基地に指定されていて、北ドブ湿原までの散策路は「森林セラピーロード」になっています。片道約1.5kmの山道を歩き、たどりついた湿原では、ニッコウキスゲの花がまっさかり。美しい光景に疲れも吹き飛びました。

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セラピーロードを歩いて北ドブ湿原へ。 ちょうどニッコウキスゲの花がまっさかり。

トレッキング後は、地球樹の森でブナの苗の掘り採り作業。今年は地球樹の森の中に1本だけあるブナの木の下から掘り採りました。また、雪の圧力で傾いてしまった地球樹の森の看板を元に戻し、補強する作業も行いました。初めて参加する新入社員たちは、最初はブナの苗を見分けられずとまどっていましたが、しだいに見分けられるようになり、思い思いに苗を掘り採りました。ブナの木の周辺を一通り掘り採った頃には、夕暮れも迫ってきたので作業終了です。

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地球樹の森のブナの木の下で苗の掘り採り。 雪の圧力で傾いた看板の補修作業。
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ブナの苗を掘り採りました。 掘り採った苗はトレイに入れて運搬します。

掘り採った苗はトレイに入れて運搬します。翌日は、前日の苗に追加して、カヤの平高原ロッヂ近くの未利用牧草地からブナ苗の掘り採りを実施。小さなブナの苗を丁寧に掘り採る人、大物を豪快に掘り採る人、苗の掘り採りにも個性がでます。必要な数を掘り採ったら地球樹の森へ移動し、昨日掘り採った苗と合わせて移植開始。青空の下で、汗を流しながらひたすら苗を植えました。植えた苗たちが育ち、りっぱなブナの森になるのは何十年も何百年も先のこと。雄大な時の流れを思い描きながら、森づくりに励みました。

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大物にチャレンジ! 大きく育て!掘り採った苗に夢を託します。
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地球樹の森にブナの苗を移植。 2日間の森づくり活動を無事終了しました。

■参加者の声

石本和孝さん 木質素材事業部 2015年度地球樹プロジェクト副チーム長

お客様に地球樹製品をアピールするときに
森づくりの経験は役立つと思います。

イメージ地球樹プロジェクトには2010年から6年間かかわっており、最長のメンバーかもしれません。今回初めて、カヤの平高原の地球樹の森へやって来ました。普段は合板の販売をしており、まさに「木が命」なのですが、実際に植林をするのは初めての経験です。美しい自然の中で汗を流す、とてもいい活動だと思いますが、思った以上に大変です。(笑) それでも、自分たちが植えたブナが先々どう育っていくのかとても楽しみですね。木は当社の主力ですから、木に触れる経験や森づくりの経験は、お客様に地球樹商品を説明する上でも役立つと思います。これからも地球樹商品をどんどん増やしていきたいですね。


皆黒舞子さん 首都圏営業一部

社内であまり接すること少ない人たちと
力を合わせて一緒に活動でき交流が深まりました。

イメージ今年の5月に当社に転職してきたばかりなのですが、地球樹プロジェクトのことは転職活動中に知りました。面接の際にもお話に出てきたので、CSRにきちんと取り組まれている企業だなと好感を持ちました。私自身、社会貢献活動に興味を持っていたので、さっそく参加しましたが、とてもいい機会をいただいたと思います。地球樹の森があるカヤの平高原は、緑が豊かで、水もきれい。昨日、散策した北ドブ湿原では、ニッコウキスゲが満開でとてもきれいで感動しました。普段、社内であまり接することのない他部署の人たちと一緒に力を合わせて同じ活動ができるのは、とてもいいですね。交流が深まり、一体感ができました。今回、生まれて初めて植林を経験しましたが、自分が植えた苗が300年後に大木に育っているかもしれないと思うと、とてもロマンを感じます。夢があるプロジェクトに参加できて、本当によかったです。


桑原佳佑さん 首都圏営業三部(新入社員)

地球樹の森が将来どんな森に育っていくのか
想像するとわくわくします。

イメージ営業職に憧れていたのでこの会社を志望しました。たくさんの人に会って、足でかせぐような営業をしたいと思っています。入社してまだ数か月ですが、先輩たちの個性の豊かさに驚いています。毎日、いろいろな発見があり、とても楽しいです。地球樹プロジェクトのことは入社前にホームページで知りました。木質の建材も多く扱っているので、環境に配慮した製品づくりと環境活動を実施していることは、とてもいいことだと感じました。昨日、はじめてブナの苗の掘り採りをしましたが、最初はどれがブナの苗だかわからず苦労しました。今日は、もう一目でブナの苗を見分けられるようになりました。たくさん植えた苗の中で300年後に残るのはわずかな本数だと聞いて、自分が植えた苗が残ってくれたらいいなあと思います。木島平村に来て感じたのは、とにかく水がおいしいこと。豊かな森が水をおいしくしているのでしょうね。森づくりの体験を活かして、地球樹商品をお客様にお勧めしていきたいです。